「第4回 関節運動を考える会」 2006/05/19
第4回「関節運動を考える会」のご案内

拝啓。新緑の候、ますます御健勝のこととお喜び申し上げます。
さて「関節運動を考える会」も第4回目となりますが、今回のテーマはズバリ「整形外科的特殊テスト」にしたいと思っております。それも今回は能書き無しの、実技のみで行ないたいと思います。
 普段仕事上では、われわれPTは当然のことながら、医師を中心としていますが、選手・患者さんから「最近いつもと違うところが痛いんすよ。」と、言われたことがないでしょうか?そんな時あなたならどうしますか?「まあこう云うケースは、ドクターに診てもらうまでは変なことは言えないから、とりあえず何でもいいから診察行って下さい。」なんて事はないでしょうか?
 こういったケースは、特に選手・患者さんとPTが比較的良好な関係にある場合に、すなわち相手がこちらを信頼している際に問われることが多いように感じます。相手はこちらを信頼して話をしてきているのです。その際に、診察に行かせる前に、例えば自分である程度診断をしてから、「今回は水腫もあるし、半月板傷んでいるかもしれないから診察にいって来て。」と、言うのか、前述の様に「何でもいいから、診察行ってきて。」と、言うのでは全く相手の印象が変わってきます。また、外傷・障害に関わらず、PTもきちんとした「整形外科的特殊テスト」ができると、リハビリを進める上でも非常に大きな武器になります。全てが医師任せでは、PTとしての主体性も問われることにもなってきます。当然の事ながら、ある程度その選手・患者さんに対して客観的な評価尺度をもっていると、その後のリハビリの進め方にも自信をもって望むことが出来ます。
 そういったことから、最近特に「整形外科的特殊テスト」の重要性を感じることが多くなっています。ただし1日で全身の特殊テストを学ぶことは出来ないので、今回は「足部・足関節と膝関節」に絞って勉強会を行ないたいと思います。
 また今回は完全に実技のみとなりますので、参加人数も15名程度と少ない人数で確実に行ないたいと思いますので、定員になりました際はご了承の程をお願いいたします。
 参加希望の方は箕山クリニック PT宮澤宛にメール(shun-no1@minoyama.jp)にてお申し込み、お問い合わせ下さい。なお電話にてのお問い合わせはご遠慮下さい。

日時:6月18日(日) 14:30〜20:00ぐらい(受付は14:00から。終了時間は一応20:00としますが、終了時間が延長することもあります。)
会場:東京都世田谷区 箕山クリニック リハビリテーション室内
参加資格:今回に限りましては原則として理学療法士に限らせていただきます。
参加費用:5.000円
参加申し込み期限:6月11日まで

箕山クリニック PT 宮澤 俊介
敬具

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