箕山スポーツクリニックとは?
箕山スポーツクリニックはスポーツ整形外科を専門とし2004年に世田谷区の二子玉川において開院しました。開院当初より、医師・理学療法士・トレーナーによる三位一体のチームスポーツ医療をコンセプトに、保険診療以上のケアも行えるトレーニングジムをクリニック内に設置しました。その後、スポーツジムはDr.ARMSとして2007年に営利法人化し、箕山スポーツクリニック×Dr.ARMSの体制で、診療だけでなくアスリートからスポーツ愛好家までに対して、ケガからの早期復帰、傷害予防、パフォーマンス向上などを行っています。
箕山スポーツクリニックの診療方針
病変に対する治療だけでなく、原因から改善させる、悪化させない、再発させない、合併症をつくらない、予防する、これらすべてが医療であると考えます。
評価、診断
人体の組織は加齢に伴い必ず変性します。画像検査で変化が見られたところで、それは所詮加齢変化にしか過ぎません。それが直接痛みの原因となっているのか、もしくはそれが関連して他部位に痛みを出しているのか、それとも全く別のことが痛みとなっているのかなど、正確な評価が必要です。また、急性外傷においては、手術をすべきか手術をしなくても治せるのかの判断が必要となります。的確な診断をするために、必要事項を患者さんからよく聞き、触って身体所見をしっかり取り、必要であれば画像検査を行います。
治療を進めていくうえで、的確な評価、診断は大事なスタート部分であり、ここで間違いがあると患者さんの求める結果を出すことができません。チーム医療を進めていくうえでこのスタートを担っているのが医師となります。
チーム医療
診断がついた後、投薬や注射など医師のみで治療が完結することもありますが、多くのスポーツ傷害や整形外科疾患は、身体の機能回復や原因の改善が求められます。
医師が診断した後、運動機能の改善を進めていくのが、理学療法士となります。ただ、保険診療で行えることは限られており、患者さんのためには更なるケアが必要となります。それを担当するのがトレーナーであり、併設スポーツジムのDr.ARMSにおいてトレーニング指導を行っています。
リハビリやトレーニングを行うなかで、過剰負荷がかえって病変部を悪化させることのないよう、組織の修復状態を理解しながら進めていかなければなりません。そのためには、医師、理学療法士、トレーナー、そして患者さんが常にコミュニケーションを取りながらチームとして医療を行っていくことが大切です。
結果、再評価、継続性
前述のように診断から治療が円滑に進むと患者さんに対して結果を出すことができます。しかしながら、必ずしも全てが順調に行くわけではありません。経過が良くないときには、改めてスタート部分である診断、評価が正しかったのかを医師や理学療法士が再確認したり、筋力回復が十分でないときにはトレーナーがトレーニング法の見直しを行なったりすることになります。患者さんが満足する結果を出すには、何度もこの作業を繰り返しながら診療を進めていきます。
傷害を治すだけでなく、トレーニングによってケガをしない身体をつくることも必要です。また整形外科疾患に限らず生活習慣病などをエクササイズによって予防することもスポーツ医療であると考えます。トレーニングやエクササイズの継続は、予防医学的にも重要なことと考えます。
箕山 理
日本スポーツ協会公認スポーツドクター
職歴
平成8年 | 近畿大学医学部卒業 |
平成8年 | 関東労災病院 |
平成10年 | フジ虎ノ門整形外科病院 |
平成12年 | 関東労災病院 スポーツ整形外科 |
平成12年 | Royal London Hospital スポーツ医学科 留学 |
平成13年 | フジ虎ノ門スポーツ医学センター長 |
平成16年 | 箕山クリニック開業 |
平成20~24年 | 日本体育大学 スポーツ医学研究室非常勤講師 |
平成20~ | シルク・ド・ソレイユ コンサルティングドクター |
スポーツドクター歴
四輪レースドクター、アメリカンフットボールチームドクター、プロゴルファーコンサルティングドクター、その他
スポーツ活動
テニス、四輪レース、ゴルフ